ランニング経験者の方が経験のある膝の痛み。
そこで最も多く耳にする「ランナー膝」という言葉です。
正式名称は「腸脛靱帯炎・ちょうけいじんたいえん」と呼ばれ、オーバーユース(使いすぎ)が原因と言われています。
「過剰なランニング時間と距離には十分注意して、ストレッチをして予防しましょう。」なんて指導を受けたりします。
ランニングの負荷も時間も減らして、ストレッチも入念にして・・・・・
でも治らないって人もいませんか?
そうです、真の原因があるのです。
それは・・・
ランニングをして「ランナー膝」になってしまう仕組み
ランナー膝は膝の屈伸運動を繰り返すことで腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)が、太ももの骨の外側の出っ張りである、「大腿骨外顆(だいたいこつがいか)」と接触してこすれて炎症を起こすことで痛みが発生するとされています。
「膝の屈伸運動」=「ランニング」となるために、ランニングのせいで腸脛靭帯と大腿骨外顆がこすれて炎症が起きると考えられているようです。
ランニングで膝の痛みが出る真の原因
腸脛靭帯は「大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)」という太ももとお尻の外側に位置する筋肉に付着しています。
この筋肉がこわばることで腸脛靭帯も引っ張られて緊張してしまいます。
大腿筋膜張筋は骨盤の一部に付着していて、骨盤がゆがむことで簡単にこわばってしまいます。
そうです、ランニングの量を減らしても、ストレッチを入念にしても骨盤がゆがんでいれば大腿筋膜張筋が緊張して腸脛靭帯を引っ張って炎症を起こしてしまうのです。
ランナー膝は「骨盤のゆがみ」のチェックとゆがみの調整がポイントですよ!