40代女性の約7割が腰痛経験があり、腰痛が原因で病気になると言われています。

「長時間座って仕事をしていて、夕方になると腰がウズウズと痛みます」（40代・事務職・女性）

「立ち仕事のせいか、ときどき足にしびれが出てきました」（40代・飲食店勤務・女性）

「運動不足の上、冷え性のせいで冬になるととくに腰が重くて」（40代・家事・女性）

このような訴えが目立ちます。

病気の原因となる腰痛とは？

腰痛でよく勘違いされていることがあるのですが、腰痛は病名ではなく症状だということです。

例えると「腹痛があって検査したら盲腸だった」とか「頭痛があって検査したら脳梗塞だった」という具合です。

つまり、腰痛がある人は、体になんらかのトラブルが起きている可能性があるということです。

腰椎椎間板ヘルニア

腰部脊柱管狭窄症

脊椎分離症・すべり症

変形性脊椎症

腰椎椎間関節症

などが挙げられます。

これらは整形外科で検査をすれば見つかり治療すれば改善しますが、厄介なのがそれ以外の原因が特定できない腰痛なのです。

40代女性に多い原因が特定できない腰痛とは？

内臓に原因

40代女性は、婦人科系や消化器系の内臓の疾患が多くなります。

この場合は腹痛などの他に腰痛も出てくるのが特徴です。

筋肉に原因

40代女性は、運動する頻度が少なくなる一方で、仕事や家事などで決まった姿勢をすることが増えます。

弱くなった筋肉とこわばった筋肉が体に入り混じることで、体が歪み姿勢が悪くなり腰痛が発生します。

腰痛だと整形外科を受診することが多いと思いますが、年齢や性別によっていろんな疾患で起きる腰痛もあります。

セカンド・オピニオンを有効に活用して、腰痛としっかり向き合っていきましょう！