子供から膝が痛いと言われたら「膝の痛みって成長痛じゃないの？」と思ったりしますよね？

また、「放っておいて大丈夫だろう」「時間が経てば治るだろう」そう思っていませんか？

それ、放っておいたら痛みが強くなってしまうものかもしれませんよ!?

気をつけなければならない子供の膝の痛み２選

成長痛以外で出る膝の痛みは大きく分けて2通りあります。

1. 運動のし過ぎによる骨の剥離（前回のブログにて説明）
2. 脚のゆがみによる膝の痛み

②の脚のゆがみによるものは、偏平足や外反母趾が原因で起こることが多いです。

「外反母趾ってヒールをたくさん履くとなるんじゃないの!?」と思っている方が多いと思いますが、そうではありません。

男性や子供にも多く見られます。

外反母趾や偏平足など足の形に異常があると、膝から下にある脛骨（けいこつ）と腓骨（ひこつ）が内側に捻じれてしまい脚の歪みが起きます。

この脚の歪みが起きている状態でたくさん走ったり、長時間歩いたりすると膝に負担がかかり、痛みに繋がります。

「脚の歪み」で出る子供の膝の痛み、そのチェック方法とは？

脚が歪んでいるのかというのはなかなかわかりにくいと思います。

しかし、症状や靴の状態で現れることがります。

• 足が疲れたとすぐに言う
• よく転ぶ
• 靴のかかとの部分の内側が減っている
• 靴がすぐに壊れる

といったことを言っている子は脚が歪んでいる可能性があります。

上記の症状だけでは、どのように歪んでしまっているか？までは、はっきりわかりません。

しかし、姿勢測定と足のサイズの計測で簡単にわかります。

痛みが悪化したりする前に早期改善をしましょう。