マッサージを受けたりシップを貼っても悪化してしまう肩こり。

酷くなると頭痛や吐き気まで出てきます。

悪化してしまう原因はいろいろありますが、意外なところにもあります。

それは頭の位置。

今回は肩こりの悪化する原因や肩こりの悪化と頭の位置との関係についてお話ししていきます。

肩こりが悪化する原因

成人の頭の重さは４〜５キロあります。

ちょうど「ボーリングの球１個分」くらいの重さですので、かなりの重さですよね。

そんな重い頭を支えているが、首と肩です。

日本人は欧米人と比べると、頭が大きいわりに首から肩の骨格や筋肉がきゃしゃにできているため、肩こりを起こしやすいのです。

パソコンやスマートフォン、読書や手仕事などのとき、頭を前に突き出す姿勢になります。

こうした姿勢を続けていると、首から肩の筋肉に疲労がおきて肩こりが悪化していくのです。

頭の位置が肩こりを更に悪化させる

頭には正常な位置があります。

肩の出っ張りである肩峰(けんぽう)から、垂直に線を引いたところに耳の穴があれば正常です。

ですが、先ほどお話しした通りパソコンやスマートフォン、読書や手仕事などのときは、頭が前にズレる姿勢になります。

そして正常な位置から３㎝ずれると、首や肩にかかる負担はなんと普段の3倍、１２〜１５キロになってしまうのです！

そして、その位置ズレの原因は背骨や骨盤のゆがみが原因です。

専用の機器を使用して、身体のゆがみをチェックすることをオススメします。